東洋はり医学会は、昭和34年(1959年)に設立されました。50年以上に亘り "気血の調整と生命力強化"を目的とする「脉診流経絡治療」を推進し、 これまでに3,000名以上の経絡治療専門家を世に送り出してきた歴史ある学術団体です。現在、国内外に1,000名以上(国内約1,000名、海外約300名)の会員数を誇り、 全ての会員が真の実力ある鍼灸師を目指して、毎月、各支部及び本部において定例講習会(研究会)を行なっています。
東洋はり医学会について
東洋はり医学会は、経絡治療による鍼専門家の育成を目的とする学術団体です。
当八王子支部は、全国に38か所・海外に14か所にある、
東洋はり医学会の支部の一つとして、立川を拠点に活動を続けています。
脉診流経絡治療とは
東洋はり医学会が推進している「脉診流経絡治療」は、病を気血の変動と捉え、体系的な理論に基づく取穴と気血の調整技術によって患者さんの自然治癒力の増進を計る鍼灸術です。 「脉診流経絡治療」では、“今の一本の鍼”が身体にどのような影響を与えているのか、脈や腹部で確認し、その変化に即座に細やかに対応することができます。 主に1番~2番鍼を用い柔らかなタッチで浅く刺鍼する為、患者さんへの心身への負担が少なく、赤ちゃんから御高齢の方までありとあらゆる症状に対応できるのが特徴です。
東洋はり医学会の特徴
東洋はり医学会では技術教育カリキュラムが確立されており、月1回の講習会(及び支部会)にて「脉診流経絡治療」の治療技術の基礎をしっかり学ぶことができます。 鍼灸実演を見学するのみでは臨床に活かせる技術は身に付きません。東洋はり医学会での実技指導は、少人数のグループに分かれて行ないます。 グループのメンバー全員で、四診法によって模擬患者を診断し、証を立て、一鍼毎に鍼の適否や効果を確認しながら進められます。 “手から手へ”の技術指導を通じてこそ、実践的な技術を身に着けることが出来るのです。
本部定例会 概要
講習日 | 原則 毎月第1日曜日 (8月・1月は休み) |
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講習会場 | 日本教育会館 (東京都千代田区一ツ橋2-6-2) |
講習部会 | 普通部1年・2年 高等部 (鍼灸有資格者及び鍼灸学生の聴講歓迎) |
研究部会 | 講習部を終了した会員が受講可能 |
その他 | ※ 東洋はり医学会の本部会員になると、最寄りの支部(又は希望する支部)に配属されます。 本部例会とは別に、各支部にて月1回支部会が開催されています。 ※ 開催日及び会場は、変更になる場合があります。本部会への聴講を希望される方は必ず、
東洋はり医学会公式ホームページ
を確認の上、本部定例講習会申込みフォームよりお問い合わせ下さい。 |